みなさん、こんにちは。
アメリカ在住のKです。
今日は、一冊の本を紹介したいと思います。読み終わったらシェアしたいなと思いましたが、それを待っていては私の英語力では一生かかってしまうかもしれない。AIが発達した時代、そんなことはないのですが出会った最初に紹介します。
Heart & brain English(現在コミュニティで視聴可能)の時間では、トラウマの癒しは言語脳を再構築していくことだと教えてもらいました。ボディワークやトラウマの癒しの本場(?)でもあるアメリカの英語の書籍の種類の数に驚かされ、それだけ情報があることに心が救われた気もしました。
セラピー過程で、機能不全家族で育ったことを認知して、母親との関係、そしてこの数年は父親との関係をプロセスしてきたように思います。精神的に不在すぎてどこからタックルしたらいいのか分からない!不在だったり、もらったことのない愛の輪郭を辿ることの難しさを感じます。
“Reparenting means learning to offer yourself what you did not receive as a child - attention, validation, comfort, and safety. It is not about blaming your parents but reclaiming responsibility for your own healing. You cannot change the past, but you can give your younger self the care that was missing.”
「リペアレンティングとは、子供の頃に受け取れなかったもの―注意、承認、安心、そして安全を自分自身に与えることを学ぶことを意味します。それは親を非難することではなく、自分自身の癒しに対する責任を取り戻すことです。過去を変えることはできませんが、欠けていたケアを自分の幼い自分に与えることはできます。」
HECで習った、チャイルドが必要な4つのPや、自分育ての事を改めて書籍で確認できることは、曲がりくねった私の癒しの旅、1歩進んでは2歩下がったりするじれったいプロセスの中でも、私を勇気づけてくれるものです。私の球体の学びがあらゆる角度から刺激され癒しの道をすすめられるような出会いでした。
おわり
K
紹介した本について(英語+日本語訳)
Some childhoods don’t come with guidance. No steady reassurance. No consistent protection.
Just survival. Observation. Self-reliance learned too early.
That raw beginning defines I Had to Raise Myself by Mara Ellison. The book explores what it means to grow up without emotional safety—and how adulthood becomes a second chance to rebuild what was missing.
Reading this felt vulnerable and steady at the same time.
Here Are Five Lessons That Emerge From Her Story
1. Independence can mask loneliness.
Self-sufficiency often develops as protection, not preference.
2. Unmet needs don’t disappear.
Childhood wounds echo into adult relationships if unexamined.
3. Healing requires acknowledgment.
Naming what was lacking is the first step toward growth.
4. You can re-parent yourself.
Developing boundaries, self-compassion, and stability becomes intentional work.
5. Resilience doesn’t erase pain.
Strength and grief can coexist.
When I finished the book, one truth stood out clearly: surviving isn’t the same as thriving. But survival proves capacity.
I Had to Raise Myself isn’t about blaming the past.
It’s about reclaiming the future.
Because even if no one taught you how to feel safe,
you can learn now.
And even if you had to grow up too fast,
you still have permission to grow gently.
子どもの頃に、導きを得られない人もいます。安定した安心感も、一貫した守りもない。
あるのは、ただ生き延びること。周りを観察すること。早すぎる時期に身につけた「自分で何とかする力」。
その生々しい始まりが、Mara Ellison 著『I Had to Raise Myself』を形づくっています。この本は、心の安全がないまま育つとはどういうことか、そして大人になることが、欠けていたものを築き直す「二度目のチャンス」になりうることを描いています。
読んでいて、無防備な気持ちになると同時に、不思議と地に足がついているようにも感じました。
彼女の物語から見えてくる、5つの学び
1. 自立は、孤独を覆い隠すことがある。
自分で何とかする力は、好みというより、身を守るために育つことが多いものです。
2. 満たされなかったニーズは、消えない。
子ども時代の傷は、見つめないままでいると、大人になってからの人間関係に響き続けます。
3. 癒しには、認めることが必要。
何が足りなかったのかに名前をつけることが、成長への第一歩です。
4. 自分を、育て直すことができる。
境界線、自分へのやさしさ(セルフ・コンパッション)、安定感を育てることは、意図して取り組む作業になります。
5. レジリエンスは、痛みを消さない。
強さと悲しみは、共に在ることができます。
読み終えたとき、ひとつの真実がくっきりと浮かび上がりました。生き延びることは、豊かに生きることと同じではない。けれど、生き延びてきたことは、その力があることの証でもある。
『I Had to Raise Myself』は、過去を責める本ではありません。
未来を取り戻すための本です。
なぜなら、安心して過ごす方法を誰も教えてくれなかったとしても、
今から学ぶことができるから。
そして、あまりに早く大人にならざるを得なかったとしても、
これからはやさしく育っていい許可が、あなたにはあるから。
書名:I Had to Raise Myself
著者:Mara Ellison
Book:Amazonで見る
K
アメリカ在住。マスターコース終了。HECで学びながら、トラウマの癒しと自分育ての道を歩んでいます。